田舎に移住して直ぐにカメムシの洗礼を受けた私。カメムシは今まで知らなかったけど、水がキレイなところに生息する虫で、ココ上石津にはゴロゴロいます(杉の木に生息するらしい)。一匹でも部屋の中に入られると臭くて困るうえに、見つけるのも一苦労。もちろん我が家に頻繁に出没して、困らされてます。

最初はカメムシが飛ぶのにビビったし、退治するのも怖くて、パパリンにヘルプ頼んでいました。が、1週間もしたらすっかり慣れちゃって見かけたら「あっ、カメムシだ。ガムテどこ?」ってなりました。人間って強くなるもんです(笑)

そんな困りもののカメムシでも、臭いだけならまだ可愛いもの。だって実害はないから!本当に怖いのは、スズメバチ、マムシ、ムカデ!!草むらにはヒルもいるけど、パパリン曰く、「かゆいだけだから、まだマシ」とのこと。

田舎に移住して、怖い虫や生き物がいっぱいいることを実感しています。特に子供は病院コースもあるから、子連れで田舎に移住するなら、そこらへんは気を付けてね!

もくじ

ムカデにかまれると超痛い!子供なら病院コースだよ!

実は私、ムカデを今まで知らずにいたほどの町っ子です。”ムカデが人を噛む”ということも知らなかったから、田舎に移住して、その厄介さに怯えております。

ムカデとの出会いは最悪で、布団でウトウトしていたら、隣に寝ていた娘のパジャマの袖を高速で通り抜けて、私の顔の上を横断したこと。もちろんビックリで大騒ぎをし、電気をつけてもらってパパリンに退治してもらいました。眠気はふっとんだし、本当に怖かった。

ムカデにはその後も3回も部屋に侵入され、その度に恐怖に震えてます。特に3回目は食べる前に気が付いて、本当によかった…

  1. 部屋の電気をつけたら、天井からポロっと落っこちてきた
  2. お風呂で追い炊きをしたら、(死んでいる)ムカデが湯船に浮いてきた
  3. 晩御飯のお味噌汁の残りをガスコンロの上に置いておいた。翌朝に食べようとあっためて、お椀によそっていたら、中からムカデが出てきた(←みそ汁はすべて捨てた)

ムカデに噛まれたときの対処法

ムカデに噛まれたときは水で冷やすのは厳禁!ムカデと同じでムカデの毒は熱に弱いけど、水だと痛みが強まってしまうことがあるよ!

  1. 43~46℃のお湯で5分以上洗い流す (※ヤケドしないように気を付けて!途中シャンプーやせっけんであらない流すとベター)
  2. ステロイド系の外用薬を塗る

ムカデの毒はスズメバチと同じようにアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるから、体調が悪い場合は病院へ!また保育士さんから子供は抵抗力もないから、噛まれたら病院へ行くように言われました。子供がいる家庭は、要注意だよ!!

また我が家はムヒアルファEXを常備するようにしています。ムカデや毒虫によるかゆみや腫れとか、虫刺され全般に効果あるからね。6カ月以上の赤ちゃんから使えるとのこと。ステロイドが入っているけど、1カ月以上を継続して使わなければOKとのことだよ!

ムカデコロリは効果あり!

何度もムカデに侵入されたんで、我が家はムカデコロリを縁台に置いてます。これを撒いたら、お庭であの頑丈なムカデが何匹か干からびていたし、家の中に侵入してきた時もアッサリ退治できたんで、マジで効果あるよ。しかもケースに入っているから、小さい子供がいたり、犬がいる家庭に、特におすすめだよ!

ムカデ対策に蚊帳もおすすめ!当時2歳の子供もいるから買ってみたけど、サイズが小さかったのと、子供の寝相の悪さで1年で断念しちゃいました。でも蚊帳の中の方が安全だから、安心して眠れるよ!

ムカデの活発時期

ムカデは15℃以下になる冬には冬眠するけど、それ以外は活動しています。特に活発なのは、産卵期の5~7月と9~10月。9月は産まれたムカデが大きくなるからね。この時期は要注意で、我が家もムカデコロリをこの時期に撒いてるよ。あとは見つけた時に。

マムシに噛まれたら大人でも数カ月入院コース!!

要注意なのがマムシ!もし噛まれたら、マムシは毒蛇なんで、すぐに病院へ。特に子供は死に至ることもあるからね。ただムカデと違って、家の中には入ってこないのはありがたい。でもその点だけね。

もしマムシに噛まれたら、今は血清を撃たないこともあって大人でも数カ月入院コースです。しかも噛まれると、その場所にマムシの体の柄の”輪”の模様がでるらしい。本当に恐ろしい。。。( ;´Д`)


出典:フリー写真素材ぱくたそ

そしてそんな凶暴なマムシが、ココ上石津には普通に生息しています(´;ω;`)ウッ…我が家の敷地でも、残念ながら住み着いているのがいて、倉庫の前で眠っているのを見かけたし、庭にはマムシの抜け殻を見つけて、パシャリ。マジで住処を変えてほしい。

一度なんて、玄関横でとぐろを巻いていて、散歩から帰った愛犬ちゃんがちょっかいかけようとして、気が付いた私が慌てて引き離しました。噛まれなくて、本当に良かったわ。

愛犬

ママ、あれマムシっていうの?で、それ何?ちょっかいかけちゃ、ダメ?

ママ

…。(噛まれたら、動物病院コースだよ。っていうか、太刀打ちできるわけがないよ)

尚、動物病院の先生に聞いたら、マムシに噛まれたら犬は人よりは大丈夫だけど、それでも動物病院へ連れて行った方が良いとのこと。近所の犬がマムシに顔を噛まれてしまい、穴があいたとのことだから、マジ怖いです。

マムシは人を見ても逃げない!

マムシの特徴は頭が三角形になっているのと、胴体に輪の模様があること!でももし人を見て逃げない蛇がいたら、マムシの可能性が高いです。他の蛇は人を見かけたら逃げるんだけど、マムシは逃げません

実際に私が見つけた時も、物置の前でも、玄関の横で動かずにジッとこっちを見てました。ちょっかいをかけなければセーフです。ちなみに1メートルほどジャンプすることもあるから、対峙するときは要注意です!

マムシ対策には木の枝を切って、こまめに草刈り!

マムシを見かけたら傍に近寄らないのが一番!マムシは夜行性で、昼間は草陰や岩陰に潜んでいます。だからマムシがいたらわかるように、伸び放題だった木の枝を切って、見晴らしをよくしました。他にも草むらが怖いから、なるべくこまめに草刈してます(; ・`д・´)

また蛇の忌避剤もあります。効果はイマイチかもしれないけど。

ママ

怖いもの知らずの娘はマムシなんて気にせず、ずんずんと草むらだろうと、岩陰だろうと、入っていきます。慌ててチェックするけど、ママはハラハラしっぱなし!愛犬ちゃんも気をつけなくちゃいけないし、田舎での子育ては大変です!

スズメバチは怖い!

都会にもいるけど、スズメバチはもちろん田舎にもいて、超怖いです。っていうか、移住前よりも、頻繁に見掛けます。しょっちゅうお庭をぶんぶん飛び回っているし、部屋内に侵入されて愛犬と娘を抱えて外に避難したこともあります。

スズメバチジェットは威力絶大!でも室内では使わない方が良いよ!

スズメバチに部屋に侵入されて怖かったから、外用だけどスズメバチジェットを備えました。後日、洗面台にスズメバチがいたからプシューっとしたら、バタンキュー!スズメバチジェット、マジで強力です!

が、洗面台中に薬剤がかかり、一面テカテカに。歯ブラシや手洗いの洗剤とか、置いてある全てを水洗いしながら、”外用ってこういうことかぁ~”と改めて、実感。スズメバチジェットはあると安心だけど、室内で使うと大変なことになります。

尚、軒下とかに作られちゃったハチの巣を撤去するのにも、スズメバチジェットは重宝するよ。強力だからね!

アースレッドでもスズメバチを退治できるよ!

職場の縫製工場ではアースレッドを使って、スズメバチを退治してます。一度ではもちろんダメだけど、スズメバチに向かって”えいや!”と何度もプシューっすれば、あの強力なスズメバチもテーブルの上に無事落下。ただし復活したら危険だから、落ちた後も何度かプシューっとしてね。

またテーブルに落下した後もスズメバチはピクピクしていて、30分は余裕で生きていました。スズメバチは生命力ありすぎで、アースレッドではスズメバチジェットのようにすぐには死なないよ。

でもアースレッドならテカテカにならないから、室内で使っても安心だよ。ってことで、室内ではスズメバチジェットよりもアースレッドがおすすめ!ただスズメバチは落下しても暫くは生きているから、そこは注意してね。弱っている間にピンセットでつまんで、退治するのが一番かも。

スズメバチやハチに刺されたときの対処法

  1. ハチの針が残っていたら抜く(※スズメバチではなくミツバチの時にある)
  2. 毒を絞り出すようにして、流水で洗う (※ハチの毒はタンパク質で水に溶けやすいから、大量の水で洗い流すのが効果的だよ)
  3. 虫刺され用の薬を塗る (ムヒアルファEXのような抗ヒスタミン軟膏がおすすめ)
  4. 氷や保冷剤で冷やす

スズメバチではまれにアナフィラキシーショックを発症する人もいるから、もし気分が悪いとか、めまいがするとか、症状があれば救急車を呼ぶなりしてくださいね。

ちなみにご近所さんのツワモノ曰く、「スズメバチ数匹に頭を刺されたけど、アロエを塗ったら大丈夫だった」とのこと。我が家もキダチアロエを買って、育てております。

スズメバチの巣を撤去する方法

ご近所さんにはツワモノがいて、パパリンは数日前に撤去したというスズメバチの巣を見せてもらいました。マジですげー。

ちなみに撤去するときは、

  1. スズメバチが巣に戻るから、暗くなってからやる
  2. スプレーをかけて、巣の中のスズメバチを殺す
  3. 巣を撤去する

注意点は、怒り狂ったスズメバチが襲ってきても、ひるまずスプレーをかけ続けること。絶対に背中を見せないように!

せっかく教えてもらったけど、スプレーが無くなったら超危ないし、危険だから素人にはおすすめしません。業者にお願いする方が無難です…

草むらや木陰に潜む悪魔ヒル!

ムカデやマムシ、スズメバチといった(私の中の)3大凶暴生物ほどの怖さはないけど、草むらに潜んでいるヒルも注意が必要です。うっかり裸足のサンダルで草むらに行ったら、パパリンはしっかり噛まれました雨上がりが特に要注意です。

ココにはヒルが当たり前のようにいて、保育園の運動会では友達のパパさんが噛まれたし、近所の草むらで娘のお友達は噛まれたとのこと。ちょっと山の奥に年1回掃除に行く場所があるんだけど、そこではしょっちゅうヒルに噛まれるとのことです。あぁ、イヤだ。ヒルなんて、移住するまでは存在すら知らなかったのに。

ヒルに噛まれても、ヒルの唾液の麻酔成分によって、痛みを感じないまま血を吸われます。だから1時間以上も吸われることも!それにヒルは血液が固まらないような成分を分泌させるから、気がついたら血がダラダラ流れていて、ヒルに噛まれたことに気が付くわけです。

ヒルに噛まれると、超かゆいです。でも噛まれてすぐではなく、時間が経ってから痒くなります。厄介な奴らです┐(´д`)┌ヤレヤレ

ヒルに噛まれたときの対処法

ヒルに噛まれている時、無理にはがそうとしないで!ヒルの吸い口には返しがあるから、下手すれば口だけが残っちゃいます。ヒルは熱や塩に弱いから、チャッカマンで炙るか、塩をかければ剥がれるよ!

ヒルが無事に剥がれたら

  1. 血液を凝固させない成分を流すために水で洗う
  2. 抗ヒスタミン剤(ムヒに入ってるよ)を含む虫刺されの薬を塗る
ママ

ご近所さんの話ではちょっと山奥に行ったら、ヒルが木の上から手の上に落ちてきたとのこと!気が付いて振り払ったからセーフだったけど、親指ほどのヒルだったらしい。地面からジャンプして人に襲い掛かると思っていたら、上からも襲ってくるなんて恐ろしい…

ヒル対策には忌避剤がおすすめ!

我が家はコメリで見つけたヒルの忌避剤を準備しています。コレ、直接お肌に塗るのではなく、服にプシューっとするものです。よくヒルが出没するというエリアに行くときにつけたら、ちょっと独特の臭いがしたけど、そんなに気にならなかったよ。おかげでヒルに噛まれずにすみました!

ちなみに街中のホームセンターで店員さんに聞いたら、「ヒルに噛まれることなんてあるんですか!?」と驚かれたんで、こういう田舎ならではのグッズは大人しく田舎のホームセンターかネットで買いましょう。そうじゃないと、苛立つだけです。

ブヨに刺されると超かゆい!娘の手はパンパンに腫れて困った!

ブヨも困りもの。我が家では保育園の娘が夜に寝た後、急に起きてギャン泣きしたんです。その時は抱っこしたら寝たけど、ふと見たら娘の手がパンパンに腫れておりました。ブヨは刺された直後ではなく、3時間とか数時間経ってから、腫れたり、かゆくなるという困りもの。

夜間なんでパニックになったけど、「小児救急でんわ相談」に相談し、かゆがったら冷やして、ムヒを塗ることを教えてもらいました。翌日もしっかり腫れていたけど、ムヒEXを塗ったら、1週間ほどで無事に治ったよ。お友達もブヨに刺されたというし、田舎ではよくあること。私も刺されたけど、超かゆいから気を付けて!

田舎は虫が大量だよ!対策が必要です。

蚊は大量に発生!夏は蚊取り線香を焚いてます!

田舎では虫が多くて、もちろん蚊も大発生します。本当に厄介でちょっと畑に行ったり、庭に出れば蚊の餌食。

夕方から蚊が活発になるから、毎日蚊取り線香を焚いてます。ベープなんかも使っていたけど、やっぱり蚊取り線香が一番強力ですわ。尚、蚊取り線香の灰は、主成分が植物とのことでお庭に撒いてます。

ちなみにこちらは愛用している”蚊取り豚”。可愛いくて一目ぼれしちゃった品。

ちなみに特に蚊の餌食になるのが、保育園の娘。血が美味しそうだし、対峙される心配は少ないから、そりゃー、狙うわなぁ。だから娘はあちこち喰われまくって、可哀そう。それなのに薬を塗るのを嫌がるし、眠い時に「かゆい。掻いてー」とママやパパリンに頼んでくるのも困りもの。

ちなみに網戸はこまめに閉めてます。でも娘が開けっ放しにしていることが多いから、そこも困りものです。はぁ~、田舎での子育ては大変です。

蟻対策もしたよ!

台所に蟻の行列があったから、アリの巣コロリを設置しました。コレ、以前も使ったことあるけど効果てきめんです。蟻が巣に持ち帰って、巣の蟻ごと撃退してくれる優れもの。だから置いてすぐは蟻が行列を作るけど、退治したい気持ちをぐっとこらえて待てば、ちゃんと蟻がいなくなるよ!

ちなみに1年後には寝室にもアリの行列がいて、退治しました。アリさん、またまた巣を作ってくれちゃったのね。はぁ~

コバエ対策もしたよ!

台所にはコバエがウザイ程いたから、コバエがホイホイを設置しました。コレ、商品名に偽りなしで、設置しておくだけコバエが面白い程とれます。ただし1カ月は効果あるそうだけど、最初は気になった酸っぱい匂いも1週間くらいで臭いが減り、コバエがとれる量もだいぶおちた。でも一度置けば、気にならないくらい減るよ!

田舎の要注意生物と虫対策のまとめ

田舎は虫が多いんで、虫対策が必須。ハエも多いし、夜になると電灯に虫は群がってくるし、網戸には虫が大量に引っ付いてます。ちなみにトカゲも毎晩のようにやってきて、虫を捕食することろも見ちゃいました。人は慣れる生き物なんで、虫嫌いの私でも、なんとか生きてます(笑)。

ただムカデ、マムシ、ヒル、スズメバチなんかには慣れるわけがなく、怯えています。だからムカデコロリを撒いたり、草むらにはいつも要注意しています。子連れで田舎に移住するなら、そこは本当に気を付けてね!

尚、田舎に移住してから、虫に強くなった私。が、職場では同僚がスズメバチをホウキを使って素足で踏み殺したり、巨大なムカデをホウキでたたいて、弱ったころをハサミで切り刻んでとどめさしているのを見て、私なんてショボいと思い知りました。上には上がいるもんです(←同僚が強すぎ?)

田舎に移住してわかったこと!

田舎に移住して分かったことをまとめてみました。実際に移住するのと、イメージでは大違いです。田舎へ移住を考えている方は、参考にしてくださいね!

まずはお金編。田舎暮らしでは家賃は安いです。でもそれ以外の公共料金なんかは割高になります。家賃が安いから生活費は安くなるけどね。田舎では安く生活するには工夫が必要です。

みんなが気になる仕事編。近場での仕事はほとんどないです。パートやバイトでも車で片道30分はあたりまえです。それがイヤなら、自立できる能力が必要です…