パパリンがウツになった時に参考になればと思って買った本で、「7年目のツレがウツになりまして。」と3冊を一気に買っちゃった本。

内容はドラマにも映画にもなったから知っている人も多いと思うけど、ツレ(夫)が仕事が原因でウツにかかってしまい、その闘病生活を奥さん(てんさん)の視点で描いたもの。ウツ病のことがなんとなくわかる。そんな漫画です。

「ツレがウツになりまして。」の内容

ツレ(夫)が会社が原因でウツになり、闘病生活を始めてから、回復の兆しが見えるころまでの話。

ウツになると、人が変わったように、マイナスオーラ全開の暗い人間になります。そういうウツ全般が、なんとな~くわかりるよ。尚、ウツ特有のウザったさは漫画では見せず、あえてそれらをコミカルに見せているから、ライトに読めるよ。

「その後のツレがウツになりまして。」の内容

”マイナスなことを言うツレにどう接するか?てんてんさんはどう接していたか?”

これを中心に書かれているから、家族がウツになってしまった人に参考になるよ。だって、それが一番家族にとって、知りたいことだもん!

パパリンもツレさんと同じだったんだけど、ウツになると不眠になって、とにかく夜に寝れないんだよね。で、その反動なのか、休職した時はパパリンも1日中寝ていたもんです。

 

ウツって、こうなんだよなぁ~”、”あ~、あるある!”。

思わず読みながら相槌を打っちゃう。そんな漫画。

尚、ウツになっても会社は辞めないほうが良くて、役立つ制度についても載っているよ。

「ツレがウツになりまして。」「その後のツレがウツになりまして。」の感想

漫画だし、気楽に読めちゃえるのが、この本のいいところ。

ウツになるとまるで別人のように、マイナス思考になり、正直ウザったくなるくらいマイナスオーラが半端ない。でもほっとけない。でも一緒にいると大変。これが現実。

でも漫画では、そんなウザったい感じを一切見せず、かるく読めるようになっているから、まぁ、気楽に読めます。読みながら、”あー、わかる!”と何度思ったことか。

 

この2冊は、身近な人がウツになってしまった人に、本当におすすめ。他の本も何冊か読んだんだけど、脳内の”セロトニン”が減少することからetc、そういった原理とか、小難しい話ばかりだった。

ウツになったなったメカニズムは大事なことなんだろうけど、今、私たちが知りたいのはそんなことではなく、

どうやったら元気なるか?”。”ウツの人にどう接したらよいか?”。

この2点なんだよね。でも肝心のこれをなかなか書いてないことが多いんだよね!だからこの漫画のように、奥さん視点で書いてあるのは、すごく参考になったよ。

 

尚、ツレさんは3年も闘病しました。布団からほとんど出てこれなかった。でも少しずつ自分のできることをしていって、本来の自分を取り戻していきました。

っそいてこれで言えるのは、どんなに重症なウツでも、

”どんなに長い月日がかかっても良くなる”ってこと!

家族が闘病中って大変だから、不安ばかりなんだよね。だから、これはホント、励みになりますよ!

 

また私は、なんとな~くこの漫画を読んでいると、ほのぼのとするし、ホッとするんだよね~。てんさんは大変なはずなのに、すごく楽観的にのんびり過ごしているように見えるから?だからか読んでいると、なんか自分まで、”なんとかなるさ”って思えたんだよね。だから好き(笑)

尚、「7年目のツレがウツになりまして。」は、ツレウツがヒットして、映画化した頃の話。だから、ホッともしないし、のんびりもしない。映画化の裏話って感じだから、オススメしないです。