田舎に子連れで移住して実感していること。それは田舎には危険がいっぱいあること(。-`ω-)

大人なら気を付けていればセーフでも、何をするかわからないような子供だと危ない!っていうことが、田舎にはあります。ってことで、今回は田舎に子連れ移住するなら知ってもらいたいことのまとめです。

田舎には危険な箇所がある!

子供がすっぽり入っちゃう危険な穴がある!

これは我が家の直ぐ近くにあった穴。2歳の娘ならすっぽりと入っちゃう大きさで、しかも深さが数メートルもあって超危険!引っ越し前に近所の方がネットを貼って暫定処置してくれ、更に後日、安全な蓋をつけてもらって、一安心(●´ω`●)

before。靴はパパリン。子供なら胴体まですっぽり入っちゃいそう。超危険! 暫定処置。これなら娘も穴に近づけない!
後日。丈夫な蓋がついて安心(●´ω`●)

これと同じよう危険な場所が田舎にはちょいちょいあります。近所に幅が1.5m以上で深さは分からない防火水槽があり、鉄板のフタはガタガタえした。目を離したすきにその上に娘が乗って遊んで超怖かったんで、慌てて抱っこで降ろしました。子供は危ないことも平気でするから、ちょっと目を離すと怖いです。

ちなみに防火水槽も自治会経由で頑丈な蓋をつけてもらって安心したんだけど、こういうのは親がチョコチョコとお願いするしかありません。

田舎には井戸もあるよ!

上石津は井戸を掘ると水が出るし、昔から人が住んでいる歴史が古い山里ということもあって、井戸がちょいちょいあります。まだ現役の井戸もあるし、使っていない井戸もちょいちょいあります。もし井戸に子供が落ちたら超危ないです。

たいていの井戸は蓋があって落ちないようになっているけど、今は空き家もあるから、そういうところの井戸だとちょいと心配。子供が行きそうな場所はチェックしておくといいよ!

ママ

保育園の今は、親も一緒に遊ぶから目が届くから、まだ安心。でも小学生になるとお友達と遊ぶようになるから、言い聞かせはしても、ちょいと不安ではあります。我が家の娘はヤンチャだからなぁ~

ガードレールもない高さ数メートルの崖もある!

田舎の山里だからか、細い道も多く、ちょいちょい起伏があります。道路の横は高さ数メートルの崖っていう場所もあり、中にはガードレールがない場所もあります。しかも娘は走ってその坂道を下るのが好きだから、毎回私も一緒に走っているけど、ヒヤヒヤです。うん、怖い。

ちなみに家のお庭の先も数メートルの崖です。お庭の奥は畑なんで子供が行かないように気を付けているし、畑の収穫や草取りのときは、毎回用心しております。バランス崩して崖から落ちたら、マジでシャレにならないからね。ちゃんとした柵を作らなくちゃなぁ~。ちなみにこういう場所は多いです。

マムシや危険性物には要注意!

崖だけではありません。田舎には草むらにマムシが潜んでいることがあります。我が家の敷地にも残念ながらいます…

ちょっかいを出さなければ大丈夫だけど、もし噛まれたら大人でも病院へ行かないと命にかかわる危険があります。子供ならもっとだよ!それなのに娘はずんずんと草むらだろうと岩陰だろうと突き進んでいくから、ママは毎回ヒヤヒヤしております。

他にもマムシほど危険じゃないけど、噛まれると超痛いムカデもいるし、噛まれると超かゆいブヨやヒルもいます。田舎には危険な生物が多いから気を付けて!

電柵には要注意!

野生動物が出没するから、田んぼや畑は獣害がヒドイ。だから田んぼの周りがぐるっと電柵に囲まれていることがあって、危険です。大人なら、「電柵だ!危ないから触らない」と思うけど、保育園の子供では触ろうとすることも(+_+)

特に我が家は、田んぼ道を散歩したりするんです。娘は散歩中、あぜ道に生えている猫じゃらしのような雑草を獲ったり、チョウチョをみつけて走り出したり、カエルを探したり。フラフラしてます。

ママ

電柵だからそこは触らないでね!危ないよ!

毎回こうやって注意するけど、ハラハラです。

電柵がどのくらい強力かは分からないけど、実際に猿避けに電柵を設置している人曰く「触ると火花が出るほどバチっ!となって、かなり痛い」とのこと。確かに痛くないと、猿は何度でも畑の作物を狙いにやってくるからね。

それに電柵では死亡事故もあったから、触らないに越したことはないです。

除草剤には要注意!

春のある日、ふと見たら娘の指が皮がむけて、かぶれていました。保育士さんから「伝染病かどうか病院に行って調べてください」と言われ、病院へ。結局病気ではなく、軟膏を塗ったら無事に完治(●´ω`●)

この原因に思い当たるのが、除草剤。散歩で河原に行き、娘は雑草を獲ったりして遊んでいたんです。その後散歩に行ったら、河原の雑草が茶色く変色していた!おそらく除草剤が撒かれていて、その草を触ったから、娘の指はかぶれたんだろうな~。

田舎では除草剤が普通に使われます。河原なんかもそうだし、お庭、使われていない畑、空き地なんかにも使われます。我が家は小さい子供がいるし、愛犬もいるから使わず、草刈機で頑張っています(。-`ω-)

でも高齢者だけの世帯も多いし、小さい子供がいる家庭は少ないし、庭が広い家が多いから、除草剤はよく使われます。ご近所さんはヤンチャ娘を心配して「ココ、除草剤を撒いたから気を付けてね」と声をかけてくれることもあるけど、他は分からないから、親が注意するしかありません。

ラウンドアップなんかは発がん性もあるとアメリカの裁判で認められたらしいし、個人的には使ってほしくない。でも難しいだろうなぁ…

除草剤がまかれる時期は愛犬の散歩に要注意!

我が家の愛犬ちゃんが春先に嘔吐&下痢をして、緊急で動物病院へ!先生から

医者

散歩中、近くで除草剤を撒いている道を歩きませんでしたか?

確かに!ちょうど発症する前日。いつもの田んぼ道でのあぜ道に除草剤を撒いていた!脱水症状にもなっていたから点滴と薬を注射してもらったら、愛犬ちゃんは元気になって一安心(´▽`) ホッ

でもこれから除草剤がまかれる時期は、愛犬の散歩道には十分注意です。ちなみに除草剤がついた草をたべてもNGだから、除草剤を撒いたら1週間は近寄らない方が良いよ。田舎では子供と犬は要注意です!

車には要注意!道の真ん中を爆走する車もいるよ!

田舎は走っている車も少ないから、住宅街に住んでいた時よりも「走らないで。危ないよ!!」と注意することは減ったけど、それでもやはり道に飛び出さないか、注意が必要です。

田舎は道が狭いし、歩道だって狭い。しかも人も少ないから、車も歩行者がいると思わないんですよ。まして子供の数はもっと少ないから、子供がいるなんて思いもしません。だから狭い道でも平気でスピードを出す車だっています。

実際に移住してすぐの頃、バイクが家の前の道のド真ん中をスピード出して走っていて、怖かったことが。運転していたバイクの人は、「ココに子供がいる?」という顔をしておりました。「子供がいない」「歩行者はいない」と思って運転する人、結構います。

だから田舎でも車には充分注意が必要です。我が家では車がよく通る道の傍では、手を掴んでもふりほどかれることがあるから、娘の腕をしっかりとつかんでます。少ないところでは車の音がしないか注意しながら、散歩しています。

高齢者のドライバーも多いよ!

田舎では少子高齢化が甚だしいので、高齢者が多いです。しかもスーパーまで車で片道30分だから、生活をするためにも運転する高齢者は多いです。高齢者はどうしても反応が遅れるし、運転はやっぱり怖いです。スピードを出さないならまだ安心だけど、中にはスピードを出す人もいるから、注意してね。

車での運転でも注意が必要だよ!

車を運転していても、怖いことがあります。「対向車が来ないだろう」という意識があるからか、道の真ん中を堂々と走っている車が多いんですよ。しかもカーブだろうと、狭い道だろう、関係なく(*´Д`)

だから私が道路の隅を走っていても、対向車が道のド真ん中を来たらぶつかります。道が狭いから。だから相手がこっちに気が付くのが遅れると、いくら停止していようとぶつけられます。何度もヒヤヒヤしました。一度はトラックがスピード出して、道の真ん中を走ってきたし。

自分がいくら注意していても、対向車次第というのは困りもの。みなさん、安全運転で(”ω”)ノ

まとめ

田舎では自然の中でのびのび子育てできるし、自然ならではの遊びができます。でも自然の中だから気をつけなくちゃいけないこともあります。

それに人が少ないから危険な場所もあるし、とにかく親が気をつけなくちゃいけないことが結構あります。どこに住んでいてもそれなりにあるとは思うけど、田舎に子連れで移住するなら何かしらは注意することがありますよ!

ちなみに我が家の娘は丈夫に元気に育っております。お散歩したり、草花を摘んだり、川遊びをしたり、冬にはソリ遊びをしたり、自然の中でたくましく育っています。ママとしてはそれが何よりです(●´ω`●)